落花生の豆知識

 

皆さんは落花生がどこから来たかご存知ですか?

ここでは落花生のちょっとした豆知識を紹介していきます。

 

 

【落花生の歴史】

明治七年にアメリカから落花生の種子を輸入し、

明治十一年に千葉県より「落花生貸渡栽培方」の通達が出されました。

 

これに応えたのが下総鎌数村(現在の千葉県旭市)

戸長「金谷総蔵」さんでした。

当時旭市は砂地で農作物の生産量が少なかった為、

県より二升の種子の貸渡を受けた金谷総蔵さんは

落花生の栽培に情熱を注ぎました。

 

しかし、

 

「地上に咲いた花が地下で実るのは縁起が悪い」

 と、村人にはなかなか広まりませんでした。

 

そこで、金谷総蔵さんは試作すると共に

種子や肥料を利息なしで貸し、村人一人一人を説得して耕作を勧めました。

 

これが我が国の落花生の始まりでした。

 

 

【落花生の由来】 

落花生の花はしぼむと、

やがて子房柄(しぼうへい)という細い管を伸ばし

地面に潜り、実になります。

花が落ちた場所に実がなる…これが『落花生』の名前の由来です。
 

また、落花生は別名

「ピーナッツ」「南京豆」「唐人豆」「異人豆」と呼ばれていて、

これらの名前は、落花生が外国から伝わったことで名付けられました。


  

【落花生の栄養成分と働きについて】
  

糖尿病・心臓病を予防

ピーナッツには、血糖値の上昇を抑える効果があり、

糖尿病のリスクを減少させてくれます。

また、ピーナッツに含まれるアルギニンは、

血管を広げさせ、血液循環を良くするので、

心臓病予防にもなります。

 

 

コレステロールを抑制

ピーナッツに含まれる脂肪にはオレイン酸が多く、

このオレイン酸にはコレステロールを下げる働きがあります。

 

 

生活習慣病、痴呆症を予防

ピーナッツには老化を防ぐビタミンEや、お腹の調子を整える食物繊維が

豊富に含まれており、その成分が生活習慣病を予防します。

また、ピーナッツは脳の活動を活発にするので、痴呆症予防にもなります。

 

 

心の健康を支える&美肌効果抜群

ピーナッツにはイライラを緩和させるビタミンB₁が豊富に含まれており、

心の健康を支えています。また、ビタミンEも豊富で、

この美容のビタミンは美肌効果にも役立ちます。

 

 

殻は空気をキレイに

 ピーナッツの殻には細かい穴があり、その穴は約4時間で

80~90%もの空気汚染物質を吸収するので、

シックハウス症候群の予防にも役立ちます。

ミキサーなどで殻を砕けばさらに効果的です。

 

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